今回は、給湯(エネルギー)選びです
まぁ普通は
電気(オール電化)にするか、
ガス(都市、プロパン)にするか
の2択でしょう。
ところが、寒冷地はちょっと違います。
エネルギー選び
寒冷地では家の外に灯油タンクをよく見かけます。寒冷地だと灯油がメジャーってことなんでしょうか。
ビルダー選びの際にも、オール電化(エコキュート)か灯油を提案されました。
ガス(プロパン)を提案してきたのは1社のみ。聞くと灯油は大震災の時に入手難になったからとのこと。
これ他の地元のビルダーさんに聞くとそんなことないよって全てで言われたので、あっても局所的だったのか短期だったのかもしれません。
まず、ガスが選ばれない理由ですが、高地は気圧が低く圧力が足りなくなりがちだったり、酸素が少ないので不完全燃焼を起こしやすいとかの理由があり、例えばリンナイの注意書きには1,000m以下で使えって書いてあります。ということで、そもそも使っちゃダメな設備なんです。
今度の我が家は余裕で1,000mを超えるので厳しいでしょう。
ただ、先に述べたビルダーさんだけは1,000mを遥かに超える高地ですらボンベを5~6本並列にして使うって言ってたんですよね。そうまでしてガスにしないといけないのかなぁ?

というわけで、選択肢は石油(灯油)か電気になります。
太陽光パネルを載せるのであれば電気もよい選択肢です。
我が家も太陽光パネルを載せようとはしていますが、木々が多いのでどこまで発電できるのか微妙です。
また、今の我が家はオール電化でエコキュートにしていますが、もう10数年経っているので、いつ壊れるのかドキドキしています。エコキュート自体のエネルギー効率は高いのでしょうが、壊れたときの交換費用はかなり高そうです。もちろん災害時に大量の水が常に確保できているという面は大きいですけどね。
そして、寒冷地ならではの問題もあります。
エコキュートは寒冷地仕様の機種が用意されていますが、それでも屋外の給水・給湯・ふろ配管などには凍結対策が必要です。配管の保温や凍結予防ヒーターなどを組み合わせて対策することになります。タンクを凍結対策が不要な屋内に置くという対策もありますが、室外機は屋外にあるのでそことの間はやはり凍結対策が必要になります。
さらに、フルオートタイプでは、ふろ配管の凍結を防ぐために、入浴後も浴槽のお湯を抜かず、循環口より上までお湯や水を残しておく必要があります。外気温が下がると、自動的に浴槽の水を循環させて凍結を防ぐ仕組みです。
せっかく高効率な給湯機なのに、寒冷地では凍結対策のための電力が必要になったり、「夜になったらお風呂のお湯を抜く」という普通の使い方ができなかったりする。
これ、ちょっと使い勝手が悪すぎませんか?
というわけで、シンプルな石油給湯器を選びました。
しかも灯油のメリットは基本料金がかからないということ。完全従量制です。
移住ではなくもし2拠点になった際に使わなかったら使用料は0。これは大きいです。
ただ、盗難のリスクはありますけどね。まぁこれは室外機すら盗まれる時代なのでどれも一緒といえば一緒かとは思います。
屋内設置
この石油給湯器を屋内に設置します。寒冷地だと給湯器の屋内設置も珍しくはないようです。
水が通る配管がすべて凍結しない室内を通り、機器まわりも凍結しない温度に保たれるなら、配管の凍結防止対策は不要になります。
我が家は高断熱高気密にするので、その心配はかなり少ないです。
少なくとも在宅時には凍ることはなく、凍結防止対策は不要でしょう。ただ、長期不在時の場合で暖房を止める場合は水抜き等の必要があるかもしれませんが、圧倒的にシンプルでしょう。
凍結防止対策が不要となる代わりにそれだけ場所が必要となるというデメリットも当然あります。まぁエコキュートのタンクを入れるよりは全然スペースは食いませんが。
エコフィール
ガスに「エコジョーズ」、電気に「エコキュート」があるように、灯油にも「エコフィール」という高効率な給湯器があります。
エコフィールは、灯油を燃料とする高効率な給湯器です。
普通の石油給湯器では、灯油を燃やしたときに発生する排気熱の一部をそのまま捨ててしまいます。エコフィールは、その排気熱も利用して水をあらかじめ温めることで、灯油を効率よく使います。
簡単に言えば、「捨てていた熱まで利用する石油給湯器」です。まぁエコジョーズと考えは一緒ですね。
エコキュートのようにヒートポンプで空気の熱を利用するのではなく、灯油を燃焼させてお湯を作る方式なので、寒冷地でも安定して給湯できるのが特徴です。
我が家は、凍結や寒さの影響も考えて、給湯にはこのエコフィールを選びました。
その石油給湯器にもセミ貯湯式という温めたお湯をためておくタイプもあったりします。直圧式に比べて、水圧・水質などの条件に左右されにくいのが特徴です。
ただ、我が家は水圧等の心配はなかったし、留守が長いとためたお湯はどうなの?って思いもあって、直圧式を選んでます。
給湯はお風呂の沸かし機能も兼ねているのが普通です。床暖房やパネルヒーターも接続できる機能もあったりします。
今回床暖房やパネルヒーターは使わないので、ふろ給湯器というタイプを選ぶのですが、その中にもフルオート、オート、標準っていう機能ごとに分けられます。
オートは自動追い炊きや保温なんかはできますが、フルオートはお湯が減ったら自動で足し湯までするって機能がありました。我が家は自動足し湯までは不要だったんですが、結局フルオートを選んでます。希望の機能を入れようとしたら選択肢がフルオートしか無かったからだったかな。
CHOFU EHK-U4771DKXF
石油給湯器を製造・販売しているメーカーとしては、長府製作所、ノーリツ、リンナイ、コロナなどがあります。
選んだのは長府製作所で、そのフルオート水道直圧式エコフィールのEHK-U4771DKXFです。
まず選定理由として、屋内設置にしたということがあります。
これは屋内設置にすることで凍結防止を考えなくてよくなるという利点を取りました。もちろん屋内に設置場所が必要になるというデメリットもあります。空気の汚れに関しては強制給排気(FF)式なので気にしなくてよいです。夏に本体や周辺がどの程度熱くなるのかはちょっと気になるところではあります。
で、エコフィールという高効率タイプにして。
加えてウルトラファインバブル機能ってのを入れてみたかったんです。
お風呂のオプションにも同様なものがありますが、それだとお風呂しか使えないし、オプション費用が高い。
給湯につくと、お湯を使う場所全てに影響があります。
お風呂のウルトラファインと給湯のそれが同じ効果があるかはわかりませんけどね。
で、調べたら長府とノーリツの二択。機種も限定される。
ノーリツだとウルトラファインバブル継手ってのを付けるようでした。
で、見積もってもらったら長府の方が安かったので長府にした次第。
加えて、無線LAN対応インターホンリモコンセット(KR-110PM)にしたので、遠隔で操作できるようになります。もう一つ上のランクでKR-118PMというタッチパネルリモコンセットもあったんですが、長期で考えるとタッチパネルより物理ボタンの方がいいんじゃないの?ってことで、KR-110PMにしています。
まぁ遠隔操作できると言っても栓をしてくれるわけではないので、ある程度の下準備は必要ですけどね。
それでも家に帰る前にお風呂入れよ!とか、家の中でも給湯リモコンまでいかずに操作できるのは便利ですよね。アレクサとかがやってくれないかな?
タンク
石油給湯器にしたら当然ながらタンクも必要です。

200Lで十分だろうとのことですが、200Lって結構ありますよね。
よく見るあのポリタンクが18Lなのであれ11個でようやく満タン。自分じゃ無理かも。
またタンクはどこも似たようなデザインですよね。しかも色はクリーム色。
あの色を外壁に合わせて黒とかにしたかったんです。黒い外壁にクリーム色って目立つじゃないですか。
調べたらカラータイプはあるにはあります。

あったんですが、選べなかった。
今度の我が家は寒冷地。壁付けにするんだそうです。地面が凍上(凍ってせり上がる)とか、積雪を考慮してのことかなって思います。
すると一気に選択肢が減ります。
とはいえ聞いてもらったら、タンクに色を塗ってもらうということもできるそうです。2、3万だったかな。
で、考えました。
でも同じようにエアコンの室外機も目立ちますよね。
エアコンの室外機。三菱なら黒(というか好きな色)にできるんです。メーカーオプションです。

もちろん、温暖地で且つ南の日に当たるような場所に設置する場合に黒にするのはお勧めしかねますが。。。
で、見積もってもらったら、エアコンの方は1台あたり6万だか8万だかしました。さすがに高すぎるだろう。
というわけで、エアコンが白やクリーム色なのに、灯油タンクだけ塗っても意味ないよね。ってことで塗るのは断念。
ただ、見栄えを考えてタンクは正面ではなく側面にしてもらいました。
しかし、エアコン室外機は側面にしたら配管がかなり長くなるので正面にしましたから、余計タンクだけ黒くしても意味はなかったかなぁって感じです。
エアコン室外機が目立つのは仕方ないかなぁ。。。
ってことで、我が家は(おそらく)人生初の石油給湯器になります。
まぁパワーもあるし直圧なので使い勝手は今のエコキュートよりは良いのかな?って思ってますが、光熱費がいくらかかるのか?灯油補給はどうする?なんてものは住んでからのお楽しみです。

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