今回は家づくりの中で最大で一番重要な住設だと思うキッチン選びについて書いてみます。
キッチンは家の中心
家の中心はLDK。
そのLDKの中心はキッチン。
キッチン(部屋)の中心はキッチン(設備)
つまり家の中心はキッチン(設備)なのだ!
ちょっと飛躍しすぎでしょうか?
でも、そういう方も多いことでしょう。
我が家もご多分に漏れずそうでした。
特に、キッチンにはいろいろなタイプがあるから、キッチンが決まらないと間取りが決められない。
なので、キッチンが決まるまで、間取りは試行錯誤してました。
キッチンのタイプ選び
まず、最初の希望として、キッチンは対面にしたかったってのがあります。
ちなみに今の我が家のキッチンは、I型キッチンに造作の腰壁を設けて、ペニンシュラ(対面)レイアウトにしています。腰壁には造作でニッチをつけたり、コンセントも設置したりしてますので使い勝手は良いです。
今度も対面は絶対として、今と同様にI型+造作でペニンシュラ型にするか、でもアイランドにしたいしなぁとかどうしよう?って思ってました。
どちらにせよ、キッチンだけで横幅は2.7m(3マス)程度は必要になります。
じゃぁダイニングテーブルはどう置くのか?
大きく分けると、
キッチンの横に並べるパターン

キッチンの前に配置するパターン

キッチンの横に並べる場合、2.7mのキッチンならば、さらに1.5m程度のダイニングテーブルがくるとなると合計4.2m。回遊にしようとすると7マス程度の幅が必要です。
そこから四角い広いLDKスペースを作るのは構造的にかなり厳しいと思うので、この場合多くはL型になるか、あるいは真ん中に柱や壁ができたりするのかな。
キッチンの前にダイニングテーブルは今の我が家で体験済みでまぁ問題ない。が、今と変わらず芸新鮮味がない(笑)
ここで、ふと、カウンター付キッチンはどう?朝とか軽く食べるときはカウンターテーブルで食べてもいいじゃん って思いました。
で、実際に今の家でダイニングテーブルをキッチンに向けて食べてみました。
「う~ん。なんかラーメン屋みたい」
我が家ではダメっぽいです。
キッチンに向いて食べる際に、まず目の前の腰壁が障壁となっていたり、明るい面(窓)が背中側にあるので、あえて暗い方を向いて食べるってのが合わなかったのかと思います。
カウンターキッチンでも、オープンキッチンで、目の前や横に窓があれば違ったんだろうかとは思います。
グラフテクトとの出会い
で、結局キッチンの前にダイニングテーブルという今の家とほぼ同じ形で考えていたのですが、ある時、グラフテクトというメーカーに出会ってしまいました。
グラフテクトはキッチンハウスのサブブランド。

もちろんキッチンハウスは知ってました。
1棟目の家づくりの時、身の程知らずの私は青山に仕事に行ったついでにトーヨーキッチンのショールームとかにも行って見積もりもらってます。その時にキッチンハウスも知ってましたが、トーヨーキッチンもキッチンハウスも庶民が買ってはいけない(立ち入ってはいけない)ブランドや!
そうDNAに刻み込んで帰ってきました。
ちなみに当時トーヨーキッチンでは説明等でデスクトップ型マックを使ってましたが、中はWindowsが動いてました。デザインへのこだわりでしょうか。。。
そのキッチンハウスのサブブランドであるグラフテクト。
フルオーダーやセミオーダーを得意とするキッチンハウスに対して、パッケージ型にしたグラフテクトです。庶民なら届くそんな期待を抱いてもおかしくありません。
実際、どのタイプのキッチンを選んでも175万円~(金額はうろ覚えだけど確かこんな感じ)
憧れのアイランドだけじゃなくて、考えもしなかった二列のレイアウトすら同じ値段。
これは選ぶしかない!
で、ショールームに行ってあの石ころ的なデザインに魅了されました。

扉の色のグレード分けがないってのもいいですね。LIXILとかだと下っ端のグレードにしたら明らかにしょぼいし、かといってきれいな扉にしたらくそ高くなる。あれほんと嫌です。
アイランドですら夢なのに、二列キッチンなんて庶民には無理!ってこれもDNAに刻まれてました。
それが200万以下?これにしよう!
嫁さんと二人でそう思いました。
ちなみに二列キッチンの何がいいかって、コンロだけは壁付けにすることで、アイランドの良さを残しながら、邪魔なレンジフードを壁に追いやることができる。油跳ね等を防げるなんていうメリットがあるかと思ってます。その代わり料理動線としては横だけの1次元から縦横の2次元になりますけどね。
ただ、実際は基本料金である標準品はしょぼ設備なので、色々と付け加えていく必要があり、そうすると300万近くになります。しかもグラフテクトは値引き率がかなり悪い。
LIXILとの比較
Webで見積もると結局300万近くになったので、勢いで決めずに、一度LIXILで二列タイプで見積もってもらいました。結局グラフテクトって安いのか高いのか?
ちなみにLIXILに行ったのは今のキッチンがLIXILで使いやすく気に入ってたから。
トリプルワイドIHが欲しかったらパナソニックに行ってたでしょうし、
ホーローが欲しかったらタカラに行ってたでしょう。
そのあたりの希望がなかったのでLIXILへ行った次第。
で、2列で見積もると、
リシェル 460万
ノクト 420万
もちろんこれは定価。実際にこれに対してビルダーさん用に割引がはいります。
これが計算を厄介にする根源なんですけどね。
リシェルとノクトの定価の差は意外とわずかですが、ノクトの方が割引率が高いので差は広がります。
結局実質的な負担では、リシェル>グラフテクト>ノクトってな費用になりそうでした。
じゃぁノクトでいいんじゃないの?って思うかもしれませんが、ノクトは奥行とか高さとかそういうサイズ系とかいくつかで制約がありすぎて断念したはず。
なので、グラフテクトに決定です。
でも、予算に余裕があればリシェルです。これは今でも言えます。
セラミック天板の耐久性、熱い物を置いても良いなんていう利便性。グリルレスにした場合の収納が増える等々グラフテクトにない良い点が色々とありました。

デュエアイランド
で、グラフテクトにしたわけですが、
同じ費用ならI型とかにするのはもったいない。デュエアイランド一択や!っていう庶民根性っていうか、もともとデュエアイランドが気に入ってグラフテクトを見てたので、そのままデュエアイランドにしています。
デュエアイランドにしたおかげで、シンクとコンロを分けることができたので、シンクの横にダイニングテーブルをつけてもそこまで長くはならないので、回遊が長い!ってのはなくなるはず。
間取りの自由度があがりました。
とはいえ、最初はシンク側は標準の1850mm幅で選んでましたが、費用が変わらないならってことで2150mmに幅広げてしまいました。庶民ですいません。
また、悩んだのはシンクをダイニングテーブル側に寄せるか、逆側にするか。これは大きく悩みました。
当初は水はねとかを気にしてシンクをダイニングテーブルの反対側にしてましたが、カタログや事例、実際のショールームの展示を見てもダイニングテーブル側に寄せている方が多い。
どっちが使いやすいのか?
結局、料理作業をするのはシンクの隣のワークスペース。それがコンロのすぐ後ろにあった方がいいんじゃないの?ってことで、多くの事例のようにダイニングテーブル寄りにしました。
もちろん同じ考えでも同じ結果になるわけじゃありません。シンクとコンロ・カップボードの位置関係は間取りによって違いますからね。
ただ、シンクの島を横幅2150にしたおかげで、シンクの端からテーブルまで34cmはあるので、そこまでシンクに近いって感じではないと思ってます。
まぁ、この考えがあっているのかどうかは住んでからのお楽しみです。
カップボードの方も庶民感覚で最大限収納できるフルトールにしてしまいそうなところ、嫁さんの圧迫感があるから嫌!っていう一言で、フルセパレート型(フラップアップ扉)になりました。
こっちは標準の1850幅。これ以上幅を広げるとオプション費用がかかってきます。
ダイニングテーブルもグラフテクトでつけています。+20万しますが、あの柄、デザインにあったテーブルを探す自信がなかったので。
私の見積もりで税込み292万でした。クーポン割引は15万入ってます。これは天板を40mmという厚い方にしたら値引きが入るってやつです。
今は薄い方がよいっていう意見が多いのかと思いますが、これも時代とともに変わるはず。あの石的なデザインなら別に厚くてもいいんじゃないの?っていうことで15万円を取りました。
色はシルバーへ、サイズ感
グラフテクトに決めたのは昨年の10月。新宿のショールームにて。
でもそれから後に3度も新宿、新宿、立川ってショールームに行ってます。
2度目はサイズを測りに行きました。
キッチンシンク側とコンロ・カップボードの間を何センチにするか?
特に今度はフロントオープンの食洗器を使う予定なので、扉は全開にする必要があるでしょう。
だとしたら、カップボード側の引き出しと干渉しないサイズはいくらなのか?を調べに行きました。
まず、ショールームで展示されていた↓の通路幅は100cmでした。
そして、コンロ下の引き出しとそれ以外の引き出しでは出幅が違いました。コンロ下だけちょい短い。それぞれ約52cmと47cm

で、45cmフロントオープン食洗器の開いた際の長さは約60cm
両側ともフルオープンさせるには108、113cmくらい必要。
どうする????
実際100cmで二人ですれ違ってみても全然余裕の広さです。
これ以上広げると使い勝手が落ちない?DK側も狭くなるし。
ってことで、通路幅は100cmに決めました。両サイドフルオープンはできないですが、まぁそこまで問題にならないかなって思ってます。
3度目のショールームは色確認に行きました。発注前に色を確定しようと。
最初に行った時には、アンスラサイトのワークトップ。フォルテべトンの扉としていました。

ところが、3度目に行った際には夫婦ともにメルクリオにしよう!と心変わり。

色合わせむつかしい。

しかも、換気扇も水栓も黒!って決めていたのに、現物を見て、シルバーの方がいいじゃん。でシルバーに変更です。


ただ、実際に使うタイプが見れなかったのはちょっと気になっている点です。
そして、メルクリオとミラタップのキッチンパネルとの色合わせ。

で、色も決めてもう大丈夫って思っていたんですが、気になることがあって、4回目のショールーム。
これは立川。仕事を半休にして一人で行ってきました。職場から車で行きやすかった立川です。
目的はクロスとグラフテクトのキッチンパネルとの色合わせ。
キッチンパネルの色と、それの隣や天井に来るクロスとの色合わせです。
前回ミラタップのキッチンパネルと色合わせしましたが、この時点ではまだミラタップ使うかグラフテクト使うか悩んでました。今でも未確定ですが。

結果的にはこの回は意味なかったかもです。
我が家の場合コンロ+カップボードの裏を全面キッチンパネルにしたいと思ってるんですが、グラフテクトのキッチンパネルは高いので全面敷き詰めるとかなりの費用になる。結局ミラタップになりそうです。
また、この時に考えていたナガイのエコフリースっていうクロスですが、ビルダーさんのクロス屋さんに聞いてもらったところ施工はできるが、実績はないから仕上がりに自信がないってことを言われたのでやめることにしています。やはり実績は大事です。
内装は来年でもいいって言われているので、またクロス選定でショールーム行くかもしれません。
でも、可能ならあちこちのショールーム行くのが良いかと思います。
置いてある色の組み合わせとかレイアウトとか違うので、新たな発見とかあります。
グラフテクトのメリット、デメリット
私的に考えるメリット、デメリットをあげてみます。
独特のデザイン
今でこそ石目調デザインが増えてきましたが、特徴あるデザインですね
統一価格
レイアウトを変えても費用が一緒
サイズが変わっても費用が変わらない
すべてってわけではないですが、サイズを変えても費用が変わらない部分は結構あります
特にカップボードは2列にしても全面収納にしても同じなのはすごいなぁって感じます
選択できる機器が少ない
他社と比べてどこまで少ないのか?といった詳細は比べてませんが、たとえば45cmフロントオープン食洗器をいれようとしたら費用的にはほぼBOSCH一択です。ミーレなんて選べませんし、安いであろうリンナイも選べません。
IHが一番面倒で、グリルレスIHにしようとすると、当初は高い(+30万)アリアフィーナ製しか選べませんでした。これはのちにアイリスオーヤマの安いもの(それでも+8万するんだが…)が選べるようになったので助かってます。
使い勝手
また、グリルレスにしたからといっても、グリルの部分が収納にならないとか、熱いものを直接天板においてはいけないとかって、引き出し内の使い勝手とかってのはLIXIL特にリシェルには負けているところなのかなって思います。
オプション
※以下はすべて税抜価格です。
標準価格(184万)に比べて約100万近く高くなっている原因の主なオプションを列挙してみます。
- グリルレスIH(アイリスオーヤマ)に変更 +7.7万
- レンジフート(同時給排) +24.2万
- ダイニング側の収納追加 +23.3万
- 食洗器(45cmフロントオープンBOSCH) +19.8万
- コンセント 左右 +1.4万
- ダイニングテーブル +19.8万
- クーポン -15万
アクセサリー類は後でも買えるので入れてなくてこんな感じです。結局高くなってしまうんですよね。
これでも、吊戸棚下の照明(+13.9万)とかあきらめているんですよ。後付け照明で対応しようかどうかは悩み中ですが。
補足
先に書きましたが、早々にグラフテクトを気に入ってしまったので、他社というとLIXIL位しか比較していません。
また、造作キッチンなんかも検討すらしていません。
今の我が家のテイストであれば、例えばウッドワンのキッチンとか造作ってのも検討したかもしれませんけどね。
さらに補足 ミラタップのジオーラ
グラフテクトに決めて見積もりもビルダーさんに提出した後、3月ころかな。ミラタップがジオーラっていうカッコいいキッチンを発売するとのニュースがありました。
写真を見ると二列キッチンもあります。
デザインも今風の石目調。これは期待が膨らみます。
ちなみに1棟目の我が家。LIXILのキッチンを使ってますが、実はサンワカンパニーのGRAD45ってのを入れたかったんです。当時、圧倒的にかっこよかった。でもビルダーさんがサンワカンパニーは保証の関係で入れられないって言われて断念した記憶があります。そう。サンワカンパニーは今のミラタップ。GRAD45って今もあるようですね。
今度のビルダーさんはミラタップは問題ないです。ミラタップのキッチンもありか!って思ったんです。ただ、地域的に組み立て対応はしてないようなのでビルダーさんの方で組み立て・設置してもらう必要はありそうですし、洗面の見積もりの時にいわれたのですが、ミラタップは配送も家の中に運ぶのではなく、トラックを横付けするところまで。トラックから降ろして運ぶのはビルダーさん側にお願いしたいとのことでしたので、そういった手間(費用)は増えるのかと思います。
で、3月のプレスリリース時で見れた資料では他のタイプのキッチンの費用感(機器はわからず。基本だけ)は分かったんですが、二列は分からず。問い合わせてもみたんですが、正式リリース(5/11)まで待ってね!ってことだったんです。
で、正式リリースになってもわからず。8月下旬かな?Webで見積もりができるようになっても2列は分からず。その時にII型は9月上旬発売予定ですとのこと。
先日ミラタップのショールームに行った時も8月だったのでまだ情報はありませんでした。
ですが、今Webでみたら二列の見積もりができるようになってました。ただ、シンクがアイランドにはできそうになかったのですけどね。
まぁそれでもとりあえず見積もってみたら370万近くに。しかも運ぶだけで組み立ては未対応。値引きのないミラタップなので全然高いという結果になりそうです。残念。
というわけで、グラフテクトになります。
ただ、キッチンまだ発注前ってことなので、細かい変更はするかもしれませんが、サイズが変わるようなどでかい変更はしないつもりです。色とかオプションとかは変わるかも。。。
II型の使い勝手はどうなのか?できてからのお楽しみです。

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