我が家で採用を見送ったメジャーな住設たち2回目は薪ストーブです。
薪ストーブ
別荘。特に寒冷地となると何はなくともまずは薪ストーブを思い浮かべるでしょう。

これこそが男のロマン
女性はどうなんでしょう?やはりロマンなんでしょうか?でも薪を作るとこまで含めての薪ストーブだとは思ってます。

また、いくら寒い地域でも住宅が密集した都会では薪ストーブはまず採用しないでしょう。
ただ、東京都はいえ、多摩地方の我が家の周りではちらほら煙突を見かけます。それでも近くを歩いていると匂ってくるのでご近所トラブルにならないのかは心配しています。
でも冒頭で書いたように、これが別荘地。特に寒冷地となると全然違っててほぼ採用されています。ざっと別荘地を見てきて煙突がない家もたまに見かけますが感覚的には9割位は採用している感じです。煙突がないからと言ってもあとで述べるペレットストーブがあるのかもしれませんので、ひょっとしたらこういったストーブの採用率はもっと高いのかもしれません。
寒冷地では、火を楽しむという目的だけじゃなくて重要な暖房設備になっているのかとも思います。
別荘といえば薪ストーブ。貸別荘でも薪ストーブあるところは多いですね。
ですが、我が家は薪ストーブを導入しませんでした。
嫁さんも薪ストーブを入れないって言ったらかなり驚き反対されました。
もちろん初期のころは薪ストーブは当たり前のように入れる気でいました。
でも、熟慮の末断念しました。主に以下の理由です。
・薪ストーブの導入コストが高かった
・何はなくとも高断熱の家にはする予定なので薪ストーブの出番が少ないはず
・煙突掃除等のメンテナンスが面倒
・薪ストーブの煙突のあるせいで気密や断熱が少なからず悪化する
・煙突での結露の心配
・薪をお安く仕入れるルートを知らない
・薪を作る時間的猶予が少ない(笑)
あたりです。
まずはコストですね。
だいたい全体で200万円位かかるようです。本体と工事費ですね。
加えて特に重要なのは高断熱のせいで薪ストーブの出番が少ないってことです。
あえて床下エアコンを止めたり弱めたり、窓を開けたりして部屋を寒くしつつ薪ストーブを使うようにしないとすぐに30℃くらいになってしまうそうです。と、ご近所の高断熱(UA=0.24)な先輩施主さんからの情報もありました。
断熱・気密性能への影響は、薪ストーブを見送った大きな理由ではありません。最近では外気導入に対応した高気密・高断熱住宅向けの薪ストーブもあり、適切に設計すれば、薪ストーブを採用したからといって住宅の断熱・気密性能が大きく損なわれるわけではないと考えています。
煙突の手入れもあります。年に一度位煙突掃除。業者に頼むか自分でやるか。ずぼらだとまぁ今年はいいかとかなっちゃいそう。
あとは薪ですね。買ってくると意外と高いです。
正直私があと10歳若かったら無理してでも薪ストーブを導入していたでしょう。
自分の健康余命をあと15年と考えると、薪棚作って、原木を安く仕入れてきて、切って、1~2年干して使うとすると、そこまでするメリットはあるのかな?って感じました。薪づくりって意外と大変なんですよね。
ただ、火というのは落ち着きます。ずっと見ていたいです。
キャンプでは夏もちゃんと焚火しています。
ペレットストーブ
次に考えたのがペレットストーブ。
薪ではなく木質ペレットを燃やすストーブです。
これの良い点は、壁から給排気するタイプなら、薪ストーブのような大がかりな煙突工事がいらないんです。
天井を抜ける大きな煙突ではなく、壁からちょこんと出る給排気口で済むので、我が家の場合なら給湯器の排気口くらいのイメージです。エアコン工事的なイメージです。
そのため、薪ストーブに比べて家の工事費を大幅に抑えられる可能性があります。
ペレットは寒冷地ならホームセンターや販売店などで購入できます。実際自由農園やスーパーとかでも見かけました。ですが、自前でお安く調達ってのは厳しいでしょう。
薪なら、実際に住んでみたら近所から安く譲ってもらえたり、伐採木を手に入れたりと、思わぬ形で安く調達できる可能性がありますからね。
また、煙突はないまでも、壁から外へ給排気管を出す必要があります。そのため、壁際への設置が基本となり、設置場所の自由度は薪ストーブより劣ります。
ただ、ペレットストーブは薪ストーブに比べて、火力・室温のコントロールがしやすいという大きなメリットもあります。
なので、当初は薪ストーブをいれないまでも、ペレットストーブを入れる方向で考えていました。
ところが、間取りを考えていくと、どうしても給排気口を出す場所が南側の庭になってしまいます。
南側には、わんこたちが遊ぶドッグランやデッキを設置する予定です。
そうなると、
「排気がわんこたちに当たらないかな?」
「デッキで過ごしているときに、排気が気にならないかな?」
といった心配が出てきました。
とはいえ、壁に穴をあければ後付けも可能なので、どうしてもってなったら取り付けることも可能です。ただ、エアコンのようにスリーブをつけておこうとまでは思っていません。
バイオエタノール暖炉
そこで第3の選択肢として見つけたのがバイオエタノール暖炉。
薪やガスではなく、バイオエタノール(植物由来のエタノール)を燃料にして炎を楽しむ暖炉です。

正直、知り合いで使っている人もいないし、ビルダーさんも使っている人を知らないってことだったので詳細がわからない。ギャンブル(人柱)要素が高い。
ただ、調べていくとメリットも大きい。
- 煙突不要
- 給排気口不要
- 設置場所の自由度が高い
- 電源不要
ただ、大きなデメリットもあります。
- 二酸化炭素を出す
- 水分を出す
- 燃料が高いし自分で調達できない
二酸化炭素は監視が必要ですね。24時間換気だけでは足りない可能性もあります。
また、水分を出すのは乾燥する冬なら逆にいいんじゃないの?って思ってますが、これも我が家にはエアコンとは別に除湿器を常設予定なので大丈夫かなとは思ってます。
燃料が高いのは仕方ないですね。
まぁ前提として一晩中とか何時間も使わないです。高断熱の家なので、せいぜい夜数時間つけるだけ。これで雰囲気を楽しめればよいかなって思ってます。
短時間なので二酸化炭素も水分(湿度)の大きな問題にはならないだろうと思ってます。
って感じで最終的にはこのバイオエタノール暖炉を使ってみようと思いました。
で、当初は埋め込み式を購入して造作で壁に埋め込むように考えて、色々と壁の造作をプランニングしました。

ですが、色々と考えて結局置き型のタイプにしようと思ってます。
造作で壁をふかすとその分リビングが狭くなります。しかも上にテレビを設置する場合、暖炉面からかなり奥に下げないとテレビに悪影響がでるとのことでしたので、壁をふかす量もそれなりに必要。なので、結局置き型に!
置き型ならば新築時に買わなくても後からでも買えます。とはいえこういうものは勢いで買ってしまわないと高くて躊躇しそうなので遅くとも最初の冬までには導入するでしょう。
バイオエタノール暖炉は宣伝ではなく実際に使用している例を見ることが少ないので、半分はギャンブル・人柱として採用してみます。
置き型なので最悪は撤去すればいいだけという気軽な気持ちでいます。数十万はするからそんなことはしないとは思いますが。
で、実際に使ってみた様子は住んでからまた報告したいと思ってます。お楽しみに。

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